そのイヤホンを外させたい

マインドハック

匿名ブロガーの本懐

まだ記事数も十分ではないが、ブログの運営方針について現在思っていることをここらで書き留めておきたい。 わたしはブロガーがブログそのものについて言及することに全く抵抗を感じないし、むしろ必要なことだと考えています。小説家や詩人が「小説とは何か…

『進撃の巨人』を読んで個人の自由について考えた

進撃の巨人(19) (講談社コミックス)作者: 諫山創出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/04/08メディア: コミックこの商品を含むブログ (102件) を見る 『進撃の巨人』が面白い。何を今更?世間でこんなにも人気を集めているというのに。いや、それでもコミッ…

小説家、大石圭誕生秘話

大石圭、小説家。1993年『履き忘れたもう片方の靴』が文藝賞佳作となりデビュー。その後、官能、ホラー小説の分野で頭角を現し、角川ホラー文庫、光文社文庫を中心に数多くの作品を発表。2003年には、映画『呪怨』のノベライズも担当した実力派作家。デビュ…

三角関係における死の倫理

日本人の恋愛模様は海外のそれと比べて何だか湿っぽい。 この感覚は、フィクションの中に描かれた男女の三角関係を目を向けると分かりやすい。 作中に三角関係を執拗に描いた小説家に夏目漱石がいる。中でも『こころ』は終盤のKの自死が衝撃的な作品です。こ…