そのイヤホンを外させたい

そのイヤホンを外させたい

文芸好き。ラノベやWEB発の作品まで視野に入れつつ、文学または物語の趨勢について考えたことを書いていきます。

医者に頼らず精神力のみで煙草をやめたわたしの禁煙法

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5/31は世界禁煙デーなんですね。
5/31〜6/6は禁煙週間に当たるとのこと。
へ〜そんなんあるんだ。


恥ずかしながら、今日まで生きててそんなもんがあるの全く知りませんでした。


概要を読むと、もうなんか平和運動的なノリですね。みんなが盛り上がってるところに喫煙者がノコノコ入っていったらボコボコにされたりしてw


なんて今や他人事として笑ってられますが、実はわたし自身も過去に禁煙で苦労したクチです。


24歳くらいでやめたのですが、それまで何度も「もう煙草やめます」宣言を友人や彼女にしては、あっちゅーまに失敗に終わるということを繰り返していました。あれ、自分でもホント情けなくなりますよね。


だから、やめたくてもやめられない人の苦しみは他人よりも分かっているつもりです。


わたしが禁煙に成功した頃は芸能人の舘ひろしさんが禁煙に成功した時期と丁度同じ頃で、「お医者さんで禁煙しよう!」というフレーズが世間で流行ってました。わたしの周りの人間でも、実際に禁煙外来を受診してやめた人がチラホラいましたね。


でも、自他共に認めるひねくれ者のわたしは、


「は? 禁煙ごときで医者にかかるとかダッセ。舘ひろしが医者の助け借りて煙草やめるならおれは自分の精神力のみでやめたるわ」


という謎の対抗意識を燃やしていました。


結果成功したから良かったものの、今思えば別にお医者さんで禁煙しても良かったですね。強がって口先だけで終わるのが一番カッコ悪いですから。


とゆーわけで、医者にかからずに独力で煙草をやめるにあたってわたしが取った戦略と、その際に気をつける点について簡単に紹介しておきます。

目次

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まず1日に吸う本数を極力減らす

わたしの場合、それまでの何度もの失敗から自分の精神力のなさを重々承知していたので、まずは1日に吸う煙草の本数を減らすことから始めました。はなっから吸う本数を減らしておけばいざ禁煙生活に入ったとしても禁断症状が弱くて済むのではないかと考えたからです。

目標は1日3本

わたしは当時セブンスターを1日平均10本くらい吸っており、一番本数が上がるのは、バイト先での休憩時間と夜夕食を食べ終えた後でした。友達と飲みに行っちゃったりなんかすると一気に本数も上がっちゃってました。


で、どうしたかというと、まず飲み会の予定は一切入れず、1日に吸う本数を3本までに減らしました。これ、試していただくとよく分かるんですが、実際1日の内でどうしても煙草を吸わないとやり切れんと感じるのは、朝の寝起きと昼食の後と夕食の後だけなんですよ。個人差はあるとは思いますが、わたしの場合ここさえ押さえておけば後はわりとすんなり我慢できましたね。この状態を慣れるまで2週間ほどキープします。

伝家の宝刀『禁煙セラピー』

ここで、秘密兵器の登場です。
アレン・カー著『禁煙セラピー』を書店で購入しましょう。

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

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これはマジで効き目のある本で、この記事自体「禁煙? 『禁煙セラピー』買って読んどけ」で終わってもいいくらいの要です。


芸能人でもロンブーの田村淳を始め、この本で禁煙に成功した人は少なくない。


でも、本書の著者のアレン・カーさん、肺癌で亡くなっているみたいです。若い頃からヘビースモーカーで煙草をやめた時期も大分年取ってからだったようですから仕方がないのかもしれませんが、この本を読んで煙草をやめた人間としては非常に残念です。優れた本を残してくれてマジでありがとうとカーさんに伝えたい。

読んでる間は吸っていい

本書の画期的なところは、本を読み終わるまでは好きに煙草を吸ってていいよという緩いスタンスです。それくらいテキトーな心構えでのぞんでも最後のページを読み終わる頃には、「煙草やめよっかな」と自発的に思えるようになっています。著者の語り口もソフトなので、ただひたすら煙草に関する実害を写真付きで語って読む人をげんなりさせるようなこともありません。エッセイを読むような感じでリラックスした気分で読めばいいです。

いざ禁煙スタート

『禁煙セラピー』を読み終えたら、ついに禁煙生活のスタートです。ここまできたらもうテクニックと呼べるほどのものは何もありません。でも、それでいいのです。大事なのは、禁煙を開始してからの小手先のテクニックなんかではなく、禁煙を開始する前にいかにブレない気持ちを作っておくかどうかです。その点で、『禁煙セラピー』に勝るものはないとわたしは思っています。

禁断症状が激しい時期はおおよそ決まっている

ただ、それでもやっぱり禁断症状は襲ってきます。いくら『禁煙セラピー』が効いていると言ってもいくらかの忍耐力が必要です。


個人的な経験から言うと、禁断症状が強くなる時期はみんな大体同じです。


当日→3日→一週間→二週間→1ヶ月→3ヶ月


といったところでしょうか。もちろん、右へいくほど禁断症状は軽くなっていきます。わたしの場合は、二週間が経過した時点でニコチンが身体からほぼ抜けたなという感覚がありました。
思い切って二週間仕事の休みを取るというのもアリかもしれませんね。

煙草を吸ってしまう場所にはなるべく行かない

3ヶ月経てばもうほとんどの人が大丈夫だと言えますが、唯一危険なのは、飲み会など煙草を吸ってしまいやすいような場所には極力足を運ばないことです。周りのテンションに酔って「ま、一本くらいいっか」と吸ってしまったらそれまでのがんばりが水の泡です。気をつけましょう。

半年経てば安泰

禁煙から半年くらい経てば、もう煙草に関する誘惑はほとんど消えているので、うっかり吸ってしまいやすい場所に行っても大丈夫です。仮に意地の悪い友人に煙草の煙を顔面に吹きかけられたとしても心がグラつくことはありません。それはわたし自身が経験済ですw 


ただ、これはわたしだけかもしれませんが、この時期に煙草を吸ってしまう夢を見ることが何度かありました。起きてから「夢で良かった」とホッとしていたのを覚えています。いや〜中毒って怖いですね。


さて、ここまでくればもう一安心。禁煙成功、おめでとうございます。パチパチパチパチ。


晴れて煙草の害から解放されたあなたに伝えたいこと

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最後に、昨今の禁煙ムーブメントについて思っていることを少し。


煙草が「百害あって一利なし」だってことは、実際に煙草の害から逃れることのできたわたしは十分分かっています。しかしそれでも、一部の禁煙ファシストは喫煙者につらくあたり過ぎじゃね? と思うわけです。


ドラッグみたいに法律で禁じられているならいざ知らず、煙草は嗜好品として認められているわけですから、ルールを守って吸っている人までも白い目で見るのは間違ってるとわたしは思います。


だから、見事禁煙に成功したあなたには、喫煙の害と喫煙者の権利を分けて物事を考えることのできる良き理解者になってもらえたらなと思います。寛容な心を持ちましょーよ。


それではごきげんよー。


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