そのイヤホンを外させたい

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

そのイヤホンを外させたい

アラサー文系男子のピカレスク・ログ

【感想】七菜乃写真展「私の女神たち-My Venuses-」

性愛


こんにちは、山中タカです。


このブログは一応フィールドワークと銘打っているため、たとえ台風が接近中であっても行きたい場所にはいくというスタンスで書かれます。


元来なまけ者で自宅でダラダラしてるのが好きな人種なのでそれくらい自分を追い込んでいかないとペンを取らないのですねw


さて、昨日は現在神保町画廊で開催中の七菜乃写真展に行ってきました。

f:id:taiwahen:20160821173455j:plain
f:id:taiwahen:20160821173506j:plain


知らない方のために軽く説明させていただくと、七菜乃さんは女体愛好家・特殊モデルとしてネットを中心にカリスマ的な人気を誇っている方です。アーティストとモデルの中間みたいな地点で才能を発揮されております。写真作家の村田兼一さんとタッグを組んだ作品が多く、僕などはその独特の世界観に魅了されたクチです。




今回の個展では、普段は被写体になることの多い七菜乃さん自身がカメラを手にして他のモデルさんたちを撮影した作品が並んでいます。それらは全て販売されており購入可能です。


タイトル通り神秘的な森の中で遊ぶ女神たちを彷彿とさせる美しい写真群です。
被写体に対する撮影者の美意識の高さを感じましたね。


画廊に足を運ぶ前の予習として七菜乃さんのブログを読んでいたのですが、その中で「私はカメラマンとしてではなく、女体愛好家として、写真を撮っています」と書かれていたのが印象的でした。


それもあって、今回の作品は彼女にとって自身の表現活動に対する客観的な批評でもあるのではないかと推測しました。


タイトルに「私の」という明確化があること、他の方の感想に書かれていたことなので事実かは分かりませんが、彼女の生家近くの山で撮影が行われたということからも、そこに何らかの作者の意図を想像してしまう。


その「批評」もしくは「意図」が果たしてどんな内容のものなのかということを考えながら実際に作品を見ていたのですが、確かに女神たちを包む森の光は神々しくて綺麗なのだけど、この光がまたクセモノではないかと感じた。


自然的な美を追求している一方で、作品によっては冷めた雰囲気があるというか被写体の物質性を強調したものがあるんです。


「ヌードは最高のドレスで着衣のひとつ」という認識のもと活動されてる作者には、「女体」は「自然」に擬態することでより本物に近づくみたいな複雑な愛着、感覚があるのではないかと思った。


写真に関しての専門的な知識ゼロなものだから印象論に傾いてしまったけれど、普段ネットに転がってるようなのとは180度光の当て方の異なる女体が見れて色々得た気がしました。


ご本人が在廊されてる時間に行ったので、購入した書籍にサインいただけると共に、2ラリーくらいの会話が成立し大変至福でした。ありがとうございます。


個展は9/4(日)までとのことなので、お近くの方などぜひ。