そのイヤホンを外させたい

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そのイヤホンを外させたい

文芸を糧に生きるアラサー男子のブログ。

無双感を飼い慣らそう

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ナンパ中に次第に気分が乗ってくると、見知らぬ女性に対する恐れや不安が消えて躊躇なくどんどん声掛けできるような精神状態になることがある。


いわゆる「ナンパーズハイ」、心理学の用語で言うと「トランス状態」とか「変性意識状態」というもの。


ナンパ師の中でも催眠誘導のテクニックとか齧ってる人はお馴染みのタームかと思う。


僕は勝手に「無双感」と呼んでいるのですが、この時当人に何が起こっているかというと「女性に声を掛けて仲良くなり、あわよくば男女の関係になる」という欲求によって脳内に多量のドーパミンが放出されているのです。


ドーパミンは快の感情や意欲を促進させる神経伝達物質ですから、結果テンションが上がったり「槍でも鉄砲でも持って来い」という心持ちになるわけです。


「火事場の馬鹿力」なんてものがあるように、人間の能力というのはその人の精神状態と密接に関係しています。ナンパの「無双感」は自己イメージについての一種の錯覚ですが、自身の思い描いたイメージに見合うように現実を変えていけるだけのパワーを持っています。


まだナンパに一度も成功したことがない人は、成功した自分のイメージを頭の中で具体的に思い描くことができないためこの「無双感」を持ちにくいのですが、慣れたナンパ師ならば目標に対して臨場感を持つことでそれを維持することが容易になり、立て続けに結果を出すことができます。


ベテランが駆け出しのナンパ師に対して「ブスでもいいからとにかく一人とセックスしろ」という身も蓋もないアドバイスをしたりするのは、ナンパスキルの向上という点においては理にかなったものと言えるでしょう。


で、この「無双感」を作り出すドーパミンは、ナンパの例でも分かるとおり実際にゴールに到達していなくてもそこに至るまでの間に放出されます。だから、「無双感」を持ったナンパ師は女性に声掛けすること自体が快楽になっていく。


これはギャンブラーも全く同じで、どちらも結果はどうあれ目的に向かう過程そのものが快感になってしまうので、やめようと思っても簡単にはやめられなくなってしまうのです。これがナンパ脳、ギャンブル脳のからくりであり、ドーパミン“脳内麻薬”とも呼ばれるゆえんです。


しかし、もしこの快楽生成物質の働きをナンパやギャンブル以外の建設的な目標達成のために応用することができればどうでしょう。


水を得た魚のようにあっという間に成功の階段を駆け上がることが可能になるはずです。理論的には。


でもこれ、言葉にするのは簡単ですが実際にはべらぼうに難しい。


自分の仕事や夢に対して「女性とセックスしたい」などの動物的本能を上回る強力な臨場感を持ち続けるためには、自分の思考を日常的に観察し目標の達成と関係のあるものだけ意識的に選び取る訓練が必要になります。


ひとまずのところ、僕が現在自分に言い聞かせるようにしてるのは、極力自分のやりたいことしかやらないということですかね。


だって、本当はやりたくないこといくら頑張ってやったって永遠にドーパミン分泌されないし「無双感」も出ないですから。


生活から「しなきゃいけない」をできるだけ排除して「したい」を増やすよう心掛けましょう。そうすれば脳内物質があなたの行きたい場所に連れていってくれます。昔と違ってインターネットやSNSなど、それをするためのインフラは既に整っていますしね。


なんかさ、お役立ち記事とか書こうとするとこういう怪しげな内容になってしまう。笑


それじゃ。